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ガンが怖くて、禁煙しました

投稿日:2016年11月5日 更新日:

煙草にサヨナラおじさん

私は先月まで喫煙者でした。
約15年間喫煙してきた私が、遂に本気の禁煙に挑戦中!

肺がんで痛みに苦しんで亡くなった父に学び、今までにない体調の悪さに怯え、初めて1ヶ月以上の禁煙に成功しています。快挙!!

とはいえ、まだ吸いたい願望はいまだに私を苦しめます・・・



肺がんで亡くなった父に学ぶ

昔の父はヘビースモーカーで、1日に2箱は喫煙していました。
そんな父も定年退職してからは、母の強い勧めもありキッパリたばこを止めました。

しかし、父が禁煙して10年ほど経過した頃の健康診断で初期(ステージ1B)の肺ガンが見つかりました。喫煙と深く関連すると言われる扁平上皮癌でした。
幸い早期発見という事で即手術をして、がん細胞の摘出に成功しました。

その後は定期健診で経過観察を行い「1年間再発が無ければ大丈夫でしょう」との医師の言葉でした。

しかし1年半後、ガンの骨転移が発見。放射線治療を試みるも改善の兆しはなく、医師からは抗がん剤治療を勧められました。しかし元々副作用がキツいとされる抗がん剤治療に抵抗のあった父は抗がん剤を拒み、緩和ケアを希望しました。

抗がん剤についての医師の説明によると「抗がん剤を投与して効果がある確率は約3割。残りの7割は効果が見られない」とのことでした。
また抗がん剤はあくまでもガンの進行を遅らせるだけで、根治させるものではない、とのコト。副作用にも個人差があるらしいのですが、70歳を過ぎた老体にはかなり過酷になると予想されると言われました。

医師の話や父の希望・母の意見なども考慮した上で、我々家族も父の意思を尊重し『抗がん剤治療はせず、緩和ケアを希望』と言う結論を医師に伝えました。

その1ヶ月後、父は肺炎で入院→3ヶ月後に息を引き取りました。

ガンは猛烈に痛い!

緩和ケア病棟での最期になった父ですが、いつお見舞いに行っても父は痛がっていました。
痛みに顔を歪め、苦しそうにしている姿を前に、私は手を握ることぐらいしか出来ませんでした。

「ガンってこんなに痛いんだ・・・」

間近でガンの痛みに苦しむ人を見て、「ガンは怖い!」と初めて思いました。
(以前、ある医師の本でガンは抗わなければ痛くない、と書かれていたので信じ切っていました。)
父が入院してから、ガン患者の家族の闘病記や知恵袋を検索しまくりましたが、概ねどのがん患者も強い痛みと闘っていました。

やっぱりガンは死ぬほど痛いんだ。

まだ死ぬわけには行かない!

正直、緩和ケアに切り替えても意外と元気に数年は生きるんじゃないか、と安易に思っていました。しかし実際には、骨転移からひと月で入院→あれよあれよと言う間に寝たきりになり、入院からたった3ヶ月で父は逝ってしまいました。

ガンで痛いのも怖いけど、まだ私は死ぬわけにはいかない。子どもが自立するまでは、何としても側で力になってやりたい!そう思うと、絶対無理と思っていた禁煙も頑張れると思えました。

 

胸の違和感、激しい息切れ・・・体調の変化

今までの禁煙と違うのは、目の前で肺ガンの痛みに苦しむ父を見たショックに加え、今まで感じなかった体調の変化を如実に感じたことでした。
喫煙する度に胸に何とも言えない重い違和感を感じるようになり、次第に喫煙時以外でも起こるようになりました。
また少し早足で歩くだけでゼーハーと息切れするようになりました。やばい・・・

父の看病や葬儀などの疲れに加え、母の体調不良などのストレスが原因ではないか、と主人は言いました。
それだと良いのだけれど・・・

とりあえず、がん検診の予約を取ることにしました。

 

禁煙1ヶ月経過しても、まだ吸いたい!

いつも長くても1週間ほどしか続かなかった禁煙。今回は何と1ヶ月も持続しています!

とは言え、当然ですが全く平気でここまでは来た訳ではありません。最初の1週間は昼夜問わず激しい眠気に襲われ、吸いたい欲求との戦いは1ヶ月経過した未だに続いています。しかし、一般的に禁煙開始から72時間(丸3日)で体内からニコチンが完全に消える、と言われています。つまり1ヶ月経過してもまだ「吸いたい!」と思ってしまうのは、ニコチン不足による身体的な依存ではなく、精神的なタバコへの依存だそうです。食事の後、コーヒーを飲んだ時、喫煙コーナーを見かけた時・・・いつも喫煙していたタイミングや環境に出くわすとタバコが欲しくなるのです。

実は脳が喫煙時の快感を覚えている限り、死ぬまで“禁煙中”なんだそうです。一度喫煙が習慣になった人は一生“非喫煙者”にはなれないとかって。

何年経っても今のように時折吸いたい衝動に駆られるのか、と思うと何だか道は遠いなぁ。

禁煙中イライラ

禁煙のイライラ、対処法

タバコへの精神的な依存が強いほど、いつも喫煙につながっていた行動をする度に吸いたい衝動に強く駆られます。

つまり、タバコにつながる習慣を極力変えてみる。

普段コーヒーを飲んで一服していた人ならば紅茶に変えてみる、朝起きてすぐの一服をしていた人はそのタイミングに違う行動(外の空気を胸いっぱい吸う、軽いストレッチをする等)をしてみるとか。

口寂しくなったら飴やガムというのもよく聞きますが、糖分を摂取し過ぎるのは良くないので、歯磨きをするというのがオススメです。子ども用のフルーティーな甘い歯磨き粉を使用しても楽しいかも知れませんね。

私は普段仕事で座る机の前に、禁煙して得られるメリットの一覧を掲示しています。

血圧正常化、頻脈改善、体温の上昇、病気リスクの低下など・・・禁煙して5年後には肺ガンになる確率が半分になるらしいです。5年・・・短くはないなぁ。

イライラしてもタバコが欲しくならないようになるのは、どのくらいかかるのだろう。道は長そうです(@□@;

 

■追記:禁煙2ヶ月経過

禁煙女性がタバコをはねのける

禁煙して2か月が過ぎました。

食後や仕事の合間など、毎日の習慣になっていたタイミングでの吸いたい欲求は随分低くなりました。
10段階で例えると・・・2~1くらいかな?
タイミングによっては少し頭をよぎる事があるので、完全な0ではないという感じです。

 

項目別、体調の変化

笑っている肺

咳・たんの量:少しずつ減少傾向ですが、こちらも0ではありません。
肌の調子 :あまり実感としては感じられません。
呼吸機能 :劇的な改善は感じませんが、“やや”という感じです。
味覚・嗅覚:敏感になったという自覚は、ほぼありません。
睡眠の質 :寝つきが良くなり、眠りが深くなった

禁煙当初の異常な眠気と胸の痛みは、無くなりました。
正直、もう少し分かりやすく体調の改善が感じられるかと思いましたが、劇的に健康を実感するような感じでもありませんでした。

まだ禁煙2ヶ月なので、半年後とかだともっと変わるのかも知れません。
今週に迫ったがん検診、不安はぬぐえません・・・(;-3-)

↓ウチの父は禁煙の為に、コレを使っていました



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